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zoom RSS スーパー高校生rail君と向山駅調べ

<<   作成日時 : 2011/11/23 19:21   >>

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三沢から八戸へいつも電車に乗って通学している高校生rail君http://blogs.yahoo.co.jp/rail_airlineが、今日も向山駅にやってきてくれました。20日の開館イベントの時には仙台市の歩王さんhttp://ameblo.jp/aru-king/と一緒にチャリンコ走らせフジ製糖専用線跡地を調査したり、全国の鉄道ファンと情報交換したりと、たいへん積極的な高校生です。歩王さんとrail君のフジ製糖専用線探訪は、下のページに詳しく紹介されています。
http://ameblo.jp/aru-king/page-3.html#main

13:00着の電車を降りたrail君は、プラットホームに下りると弧線橋を渡り、まっすぐに向山駅ミニミュージアムへと足を運んでくれました。まずはカボチャポタージュ、ウーロン茶、豚汁で軽くおもてなし。「若いからたくさん食べられるよね」と勧めましたが、意外と小食なようですね。写真左からrail君、コジー部長、N会長です。
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食べ物よりもrail君は向山駅に眠るお宝に興味があったようです。古びたキャビネットにさまざまな資料があるのですが、私たち鉄道シロートの地元人はそれを見ても、何を意味するものなのかがほとんど分かりませんでした。しかしrail君は、私たちの謎を解くきっかけにつながるような、重要な図面を掘り出したのでした。それがこの図面です。
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向山駅の南側には、小規模な踏切が一つあります。この踏切ですね。ここは車は通ることはできず、徒歩か自転車での通行が可能です。
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見つけ出した図面は、どうやらそのときの様子を示す図面のようです。時期は1980(昭和55)年7月のものでした。この図面にはその当時に使われていた路線が克明に書かれています。みんなでそれを読み解いてみると、今とは違う向山駅の路線が浮かび上がってきました。

現在向山駅で現存する線路は、上りと下り、そして保線用と思われる線路の3本が残っています。この図面によると、当時の線路は次の5本であったことが推測されます。
@上り線(現在も残っている)
A下り線1(現在も残っている)
B下り線2(現存せず、おそらくAとCの間にあったのか)
C下り線3(現存せず)
D下り線4(部分的に残る、途中からはフジ製糖専用線になったのか)



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どれがどの線路なのか、rail君と一緒に現場を見ながら想像してみました。上の写真で一応その様子をなぞってみました。汚くて分かりにくいかもしれませんが、昭和55年時点での線路はこんな感じだったのでしょうか。本線からの分岐がどの位置からだったのかはちょっと分かりませんでしたが、この辺の考察は歩王さんのブログがさらに詳しく、この資料とも合致する点が多いのかなと思います。
http://ameblo.jp/aru-king/page-2.html#main

夕方、さらに「もしかしたら」と思いミュージアムに駆けつけました。展示していたボードに思い当たるものがあったのです。確認したのは駅員が昭和52年7月28日に作ったという「向山駅構内配線図」でした。どの路線に電気を配電するかを確認するためのものだと思うのですが、これとrail君が発掘した図面の路線は、見事に一致しています。やはり向山には、少なくとも昭和55年時点で5本の線路があったことが分かります。ただしこの図でも分かるように、下り線3、下り線4は点線で書かれていますから、配電はされていなかったものの現存していたことが予想されます。今はなき下り線2はおそらく貨物列車退避場所だったのかな。この路線は現在まったくありません。上り線1、下り線1、下り線3(と思われる)の一部が残っています。
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そのほか弧線橋のことも少し調べてみました。この辺も歩王さんがすでに情報提供してくれた部分を、再度確認するような感覚でやってみました。
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写真の赤い○のところは、古い時代の線路部材でできています。これをよくよく見てみると、製品の番号とか製造年などを確認することができます。1924年製なんだなということが分かります。rail君曰く「新しい線路に変えるときにはずした古い部材を再利用したんでしょうね」とのこと。
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黄色い○のところには、弧線橋を建設した時期と思われる数字が見られます。「1963.7」ですから、昭和38年7月ですね。このときに出来たんですね。フジ製糖青森工場開業が昭和37年10月ですから、その9カ月後にできたってことになりますね。
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こうして時代や変遷を調べることって、なかなか地元人はできそうでできないものです。基本的な知識、見方がよく分からないのですから。でもこうして鉄道ファンと交流することで、本当にたくさんの情報を得られるものです。当時は地元人は「あたりまえのこと」として感じていたのでしょうが、でも時代が経るごとに風化していっています。こうした史実を記録に残し、伝えていくことが大切ですね。

貴重な情報をいただきました仙台市の歩王さん、三沢市のrail_airline君、ありがとうございました。向山駅の過去の姿を垣間見ることができました。これらの考証は、しっかりとミュージアムにパネルとして残しておきたいと思います。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
向山のみなさん今日はありがとうございました。

自転車のナンバーはなるべく早めに作るのでしばらくお待ちください。

次は模型を持っていきますよ!
rail_airline
2011/11/23 20:14
rail_airlineさんこんばんは。今日は向山駅に来てくれてありがとうございました。さすが博識ですね。地元人の謎を一気に解いてくれて、こちらもすっきりしました。

ナンバー、模型のお話もとても積極的で、うちらもう向山スタッフの一員だと思って頼りにしてますからね。

でも本業もありますから、そちらとバランス取りながら楽しんでくださいね。将来の夢も応援してますから。
M局長
2011/11/23 20:18
局長、レイルくん、ありがとうございました。
おおおっ、跨線橋は昭和38年製だったんですね!
これが知りたかったんですよ。
それとミュージアムにあった配線図と。
もう少し細かく検証できますので、
こちらもブログに書きたいと思います。
なんか、すごくワクワクしてきました!
歩王(あるきんぐ)
2011/11/23 20:37
歩王さんこんばんは。こちらも昔の向山駅の姿が浮かぶに連れてワクワクしてきました。また何か写真でも出てくるかも知れないんで、常にアンテナ張っておきます。
M局長
2011/11/23 20:47
M局長さん、ありがとうございます。
そうですね。テストが終わったらまた楽しめるように頑張ってきます!
rail_airline
2011/11/23 21:14
 歩王さん、レイル君。お二人の(二人のみならずいっぱいの方)鉄道に関する博識には、ただただ驚くばかりです。

 昨日午後は、レイル君の講義を聞いた感動のアフタヌーンでした。

 レイル君とは、向山のジオラマを作成したいということで一致しました。

 子供らに楽しんでもらう前に自分で楽しみたい気持ちがいっぱいです。

 歩王さんからの、建物建設の資産票探しに宿題ですが、M局長とレイル君で探しましたが、見つけれませんでした。でも、まだ、気長に探しますので0点はつけないでください。(笑)
N会長
2011/11/24 08:35

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