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zoom RSS 5年前のちょうど今頃の八甲田大岳

<<   作成日時 : 2012/06/08 23:24   >>

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 先日元向山人さんのコメントで、八甲田を「心の山」とおっしゃっていました。なんだか素敵な言葉ですね。私たちは小さなころから、何気なくこの山々を見て育ってきました。実は「八甲田山」という山は存在していなくて、いくつもの山々が連なっている「八甲田連邦」が正しいものです。ちょうど青森方面から見ると「八つの兜」に見えるということからこの名前が付いたと、ネットか何かで見た記憶があります。
 上北郡から見える八甲田連邦は、大きく2つに分けられます。猿倉温泉が登山口になる南八甲田、酸ヶ湯温泉が登山口になる北八甲田です。北八甲田は整備されているので、割と登りやすいものです。北八甲田をこちらから望むと、その中で一番大きく見えるのが高田大岳(1552m)です。実際に一番高いのは、その奥に見える大岳(1585m)ですね。
 ちょうど5年前、2007年6月11日に大岳、井戸岳、赤倉岳に登ったときの写真がありますんで、ちょっと思い出しながらレポします。

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[AM05:40]
 登山口は酸ヶ湯温泉の近くです。300mほど南へ歩くと、鳥居がありますからすぐ分かると思います。


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[AM06:16]
 酸ヶ湯温泉登山口から登り始め、30分ほどするとこのようなやぶ道が続きます。しばらく視界が開けません。木々が多いですから、足元は少しぬかるんでいます。

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[AM06:55]
 森の視界が少しずつ開けてきます。登ってきた道を振り返ると、南八甲田の峰々が悠然と姿を見せています。中央に見える山が、南八甲田最高峰の櫛ヶ峯(1517m)です。この山、猿倉温泉から頂上を目指すと、間違いなく往復12時間以上はかかる山です。南八甲田の山々までは手付かずの山道が多いので、初めての人は行かないほうがよいかもしれません。以前登ったときは、猛烈な藪道に悩まされました。

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[AM07:27]
 登山口から2.3kmで硫黄臭のする地獄湯の沢に着きます。ここの川を流れる水には、火山性の硫黄成分がたくさん溶けています。少しだけなめてみると、おそろしくすっぱいです。この水が下の酸ヶ湯温泉に流れています。

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[AM07:48]
 見事な雪渓に出会いました。6月だというのに、積雪は4mはあったように思います。雪がみっちり積もっているから、足元は十分に硬くしまっています。

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[AM08:04]
 地獄湯の沢から15分くらいかけて登っていくと、木道の敷かれた仙人岱に着きます。このあたりで大体標高は1300mほどです。ここには水場がありますから、小休憩するにはもってこいの場所です。ここの水でお湯を沸かし、コーヒーを飲むとたまりません。奥には小岳(1478m)が見えています。

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[AM08:44]
 小休憩を終えて、再び登り始めます。目の前に目指す大岳が見えてきました。左側が大岳、右奥に見えるのが井戸岳や赤倉岳です。大岳の頂上は、大昔の大噴火で吹き飛んでしまったため、陥没しているのが分かります。

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[AM09:06]
 高田大岳も見えてきました。この山が上北郡から見ると一番大きく見える山ですね。高田大岳は円錐形で、上り道も直線的なのでとにかく急斜面が続きます。この山はちょいと登るのきつめです。このときは眺めただけでした。

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[AM10:00]
 再び雪渓の上を歩き始めたころ、目の前が急に曇ってきました。どうやらガスの中に入ってしまったようです。山の天気は急変しやすいです。あまり回復しないようなら、引き返す勇気も必要です。

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[AM10:49]
 ガスが途切れて視界が良くなったころ、足元にチングルマのかわいらしい花がたくさん咲いていました。

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[AM10:49]
 大岳山頂のすぐ下にある鏡沼です。このとき、沼の中にたくさんの卵が産み付けられていました。たぶんサンショウウオの卵だと思います。こんな山の上でも、両生類がしっかり生息しているんですね。たくましい。

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[AM11:00]
 ミヤマキンポウゲのまっ黄色な花々です。登山をしているとたくさんの高山植物に出会います。標高が変わるにつれて、植生が変わっていくのを見るのも面白いものですよ。

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[AM11:20]
 酸ヶ湯温泉から約4kmを、ゆっくり時間をかけて大岳頂上にたどり着きました。大岳頂上は視界をさえぎるものがなく、晴れていれば360度パノラマを楽しめます。でもこのときは、ぜんぜんガスっていてだめでした。

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[13:36]
 赤倉岳山頂を縦断します。ものすごい斜度の大雪渓です。たぶん角度60度以上あるんじゃないでしょうか。モーグル選手とかなら滑れるのでしょうか。上から見るとほとんど直角のように見えてしまいます。転げ落ちたら間違いなく止まりません。

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[16:12]
 岐路の途中、広い湿原が眼下に広がります。毛無岱という湿原です。木道がずっと続いているので、ぬかるみに足をとられることなく歩けます。このあたりは秋の紅葉の時期に通ると、それはそれは美しい眺めを楽しめます。

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[16:32]
 毛無岱にはいたるところにワタスゲが群生しています。

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[17:13]
 登山開始から約11時間後、ようやく出発点の酸ヶ湯温泉が見え始めました。このときは大岳、井戸岳、赤倉岳という3山を登りましたらから、これくらいの時間をかけました。大岳だけなら半分以下の時間で戻ってくることができます。
 今年は雪が多かったですから、今頃はこの5年前のものよりも雪が残っているかもしれません。7月ころになればもっと快適な登山ができるはずですし、紅葉を狙って9月ころにいってもいいかもしれませんね。北八甲田は足元が整備されていますから安心できる場所です。ぜひ家族や友達と一緒に登って、最高の気分を味わってみてはどうでしょうか。






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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
本当、登山や春スキー途中のラーメンやコーヒー7は最高です。もう少しするとニッコウキスゲ見ごろになりますね。
コジー
2012/06/09 20:33
M局長さん、こんばんは。私のひとことを取り上げて下さってありがとうございます。
おっしゃる通り、何気なく見ている山です。特に気にも留めない方もいるでしょう。
が、しかし。地元を離れた方の中には、私も含め今の生活の中でふと触れる故郷の瞬間ってあると思います。様々ですが、それは故郷を思う時間です。
今、そちらで生活されている皆さんもまた、改めて思う瞬間はあるはずです。
物心ついた頃から当たり前にあること・あったこと、大切にしたいものです。そうした思いから、心の山と表現しました。
そちらを離れた私は過去話ばかりですが、皆さん、現在の話たくさん教えて下さい(*^o^*)
元・向山人
2012/06/09 23:42
元向山人さんこんばんは。何気なく普段から見ている日常が、遠く離れていたり、時間が経ったりすれば思い出してしまうものですね。「これっていつもどおりだよな」みたいな先入観持たないように、いろんな日常に気を留めていきたいものですね。
M局長
2012/06/10 00:38

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